弊社はこの3月で創業30周年を迎えます。
これを機に当社の看板である“外断熱二重通気工法「ソーラーサーキット」”を主体に、
昨年はSE構法を導入し、世代を引き継いで暮らしていける「長寿命住宅」の提供を基本方針に据えました。
それと、もう一つ私どもが取り組もうとしているのが、
青森杉を活用した乾燥無垢材と加工した集成材を導入した家づくりです。
むろん定期的にきちんとメンテナンスして、維持管理しているから長持ちしているのですが、
地域の建物には地域の木材を使うという基本が長寿命を支えている大きな要因です。
改めてこの基本に目を向け、地域資源である木材が、その地域で循環するように活路を拓いていきたい。
そのためには、「地産地消」に地加を加える。
地加とは、地域で生産される木材の加工のこと。
青森県は一次産業以外は、他県と比較してみても加工技術におかれまして遅れていると思います。
間伐採や除伐採、それから発生します残材、皮等も
ペレットやチップに加工する事で石油代替エネルギーとして活用できます。
現在では、この燃料を利用した高性能なストーブは県外品や輸入製品で賄っておりますが、
県産ブランド化を目指した暖房器具用品の商品開発と市場開拓が実現したならば、
地域の雇用増と消費拡大は県内外はもちろんですが、やがては海外へと市場は拡大し、
地域の活性化によって地域格差も徐々にでも縮まっていくと思います。
そして青森県に眠っております、豊富な素材に価値を創造する事により、
元気な青森県になるのではないでしょうか?
そうなってこそ、山の木材は循環し地域材による地場産業の発展こそが、
循環型社会が現実のなると考えます。
そこで当社では今年の秋頃までに「県産材でつくる家づくり」を本格的に進めたいと考えております。
マイホームご計画の皆様より、『県木の家』モニター住宅を募集しております。
ご興味のある方は、ぜひご相談ください。
スタッフみんなで青森県産材認証推進協議会(県立)が運営する
黒石市の津軽木材流通センターへ見学に行ってきました!